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犬の病気:巨大食道症の症状・発症原因・治療法

巨大食道症の症状

  • 食物や水を飛ばすように吐き、ときには吐いたものを再び食べます
  • 巨大食道症に罹った犬は、食物などを肺に入れてしまうことが多く、このため吸引性の肺炎に罹ってしまいます
  • 肺炎に罹ると、体重減少や呼吸困難、発熱、鼻水が出る、咳などの症状が現れます。

巨大食道症の発症原因

食道が大きくなることによります。その理由には
  • 筋無力症や多発性筋炎など筋肉が弱くなることによるもの
  • 副腎皮質機能低下(アジソン病)のように直接的に食道を大きくするもの
  • 食道炎や食道周辺に出来た腫瘍などによって間接的に食道が大きくなるもの
この病気は離乳して間もない仔犬に多いですが、年齢や性別に関係なく、発症は遺伝や体質によるものが多い。
罹りやすい犬種は、グレート・デーン、アイリシュ・セッター、ジャーマン・ショエパード

巨大食道症の治療法

治療法は確立されていません。
肺に食物などが入り込まないように、頭を上方に向けて餌を食べさせ、 食後30分ぐらいは後ろ足だけで立たせて置くようにして、顔や身体を垂直に保っておきます。
また、一度に多く食べさせないようにします。
肺炎になってしまったときは抗生物質を服用させますが、効果はさほど期待できません。