ボケたのか物忘れか?認知症と健忘の違い、アルツハイマーの予防法はあるのか?

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物忘れの分類・種類

物忘れと認知症の見分け方

初期のアルツハイマー病患者に見られる日常生活での変化

これらの症状は、アルツハイマー病が情報の最初の入り口である海馬から始まることによります。
ですから、昔の事は思い出せるのにすほんのちょっと前の事でも思い出せないということになります。
アルツハイマー病が進行して大脳皮質連合野に及ぶと昔の事も思い出せなくなりますが、病気の進行によって思い出せなくなる順番は現在の事から過去の事へ広がって行きます。
例を挙げれば、孫の事→子供の事→配偶者の事→独身時代の事というふうに思い出せなくなります。

アルツハイマー病・認知症と老化によって起こる健忘症の違い

アルツハイマー病が進行してしまうと健忘症との違いは明らかになりますが、 大きな違いはアルツハイマー病では忘れたことさえ自覚が無いことです。
たとえば、「朝ごはんを食べた記憶はあるが何を食べたかは思い出せない」など一部を思い出せないのは健忘症ですが、 「朝ごはんを食べたのに食べていない」など、事柄の全てを思い出せないのはアルツハイマー病です。
そして、困ったことに、アルツハイマー病ではプライドは保たれているので、 自分の記憶と現状の違いを他人の所為にして解消しようとします。
たとえば、自分で金銭をしまって置きながらその事をまったく思い出せないので、他人が盗ったと主張するようになります。
健忘症では金銭をしまったことは思い出せるが何処にしまったかを思い出せないだけなので他人の所為にすることはありません。

認知症・アルツハイマー病の予防法はあるのか?

予防法は発症しやすい人の逆を考えることにして、

認知症・アルツハイマー病を発症しやすい人

アルツハイマー病を発症しやすい人の逆を予防法にすると

認知症・アルツハイマー病の予防法

遺伝的要素や性差は変えることが出来ませんから、 私たちに出来ることは高血圧や高コレステロール血症(高脂血症)にならないように といった食生活を改善することです。
ただし、女性ホルモンに予防効果が認められるからと女性ホルモン作用がある大豆イソフラボンや ビタミンEの過剰摂取には副作用があるのでサプリメントでの摂取では摂取量に注意してください。食物で摂取する場合は過剰摂取になるほど食べられませんから心配要りません。

骨折などの怪我が原因で出不精になったり、転居などで生活環境が大きく変わることが認知症発症の切っ掛けになると言われていますので、 外界からの刺激が少ない生活や、逆に刺激が大きい生活は高齢者は避けた方が良いでしょう。
高齢者は適度の刺激を受けること、周囲は適度な刺激を与えることが、認知症の予防には不可欠です。
周囲からの刺激の有無に関わらず、認知症になる人はなる、というのが個人的には正直なところです。
田舎の大家族環境で子や孫、近所の人と頻繁に会話している人や 会計士の様に頭脳を使っている人でも早期に認知症になってしまう方は居ます。
良いと言われている事は遣った方がよいですが、遣ったからと言って認知症にならないか? と言われれば疑問なのが現状です。

ボケ症状が出ても認知症・アルツハイマー病とは限らない

ボケ症状が出る疾患

脳や内臓機能に関する疾患が明らかになっている場合には痴呆症が出ても既往症との関係に注意が行きますが、 明らかでない場合には痴呆症以外の病気を疑ってみる必要があります。
また、高齢による偏食や小食は、ビタミン(B1、B12、ニコチン酸、葉酸)の欠乏を招くので注意が必要です。
原因になっている疾患が治らない限り認知症症状は無くなりませんが、遺伝でボケるのでは?という恐怖からは逃れられます。

アルツハイマー型痴呆症と脳血管性痴呆症の違い

アルツハイマー型痴呆症と紛らわしい最も多い症例は脳血管の切れや梗塞によって起こる脳血管性痴呆症で、 アルツハイマー型痴呆症と混在している場合が少ないと言われていますが、両者を比較すると
アルツハイマー型痴呆症 脳血管性痴呆症
発症年齢 70歳前後 50歳代から多くなる
発症頻度の性差 女性が多い(男性の約3倍) 男性に多い
症状の変化 徐々に進行し、症状に起伏は無い 急激に進み、症状に起伏がある
症状 初期に記憶障害が起きる外界に対する注意力が無くなる
抑うつ、妄想、錯乱、徘徊、独り言
無意味に動く
初期に頭痛、痺れ、めまいが起きる
記憶障害は断片的
外界に対する注意力は保たれる
せん妄によって徘徊や幻覚などのアルツハイマー型症状が現れることがあるが、症状が断片的なところが異なる
人格障害・病気の認識 初期に障害される 障害されない






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