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⇒ 気になる病気の自己診断

膝の靱帯の自己診断

脚がふらふらする、或いは膝に力が入らない感じがするときには、 膝の靱帯(じんたい)が傷んでいる可能性があります。

下図は膝を曲げているときのものですが、大腿骨と下腿骨(膝骨と腓骨)は、自由に動かすことができるように、 膝の部分では大腿骨はボール状、大腿骨を受け止める下腿骨は窪みのある形状をし、 その間に、衝撃を和らげる半月板が挟まっています。
(半月板は下図の黄色の部分)

しかし、これだけでは脚を動かしたときに大腿骨と下腿骨が外れてしまうので、 結合組織線維である靱帯4本で、大腿骨と下腿骨が離れないように繋いでいます。
ですから、これら4本の靱帯が傷むと、膝がふらふらすることになります。
膝を支えている靱帯には、上図で表しているように、 前十字靱帯 後十字靱帯 外側副靱帯 内側副靱帯 があり、 それぞれ、逆方向から加わる力から膝を支える役目を担っているので、慣れた方なら診断は比較的容易です。
⇒簡単な膝の治療法と運動療法

傷んでいる膝靭帯の見つけ方
先ず、両脚を前に投げ出した状態で座ります。
そして、両脚を約90度曲げます。
学校で座らせるときの、体育座り、とか、体操座りと呼ばれるようにです。
このとき、膝を横から見て、両脚の下腿(膝から足首)の高さを比べます。
下腿が後方に落ちていたら、
後十字靱帯 が傷んでいる可能性があります。
後十字靱帯が損傷しているときには、正座したり、階段を下りるときに膝の後ろが痛みます。

両脚を約20度ぐらい曲げて座り、下腿を図の青矢印のように引いて見ます。

左右の脚の下腿を引いて、明らかに引かれるときにはより引かれた脚の膝の 前十字靱帯 が傷んでいる可能性があります。
前十字靱帯が切れるときには音がすることがあり、この靱帯が切れると太い血管も切れるので、膝に血が溜まり、膝が腫れます。

次に両脚を伸ばし、左右の脚を片方ずつ、左図の赤右矢印のように下腿を内側へ押してみます。
片方の脚より明らかに内側に曲がるときには、
外側副靱帯 が傷んでいる可能性があります。
同じ要領で、左右の脚を外側へ押してみます。
片方の脚より明らかに外側に曲がるときには、
内側副靱帯 が傷んでいる可能性があります。

膝関節の柔軟さには個人差があるので、上記の診断法は左右の脚で比較する必要があります。
特に女性は関節が柔らかいので、男性では曲がらない方向にでもある程度曲がることがあります。








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