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知っておきたい病気と症状の知識 ⇒

嘔吐が止まらない・・・胃拡張

胃と胃の出口に続く十二指腸の接合部を幽門と呼びますが、幽門が狭くなっていないのに食物が胃の中に停滞して胃の容積が大きくなったものを急性胃拡張と呼びます。
珍しい病気 で、医療関係者以外が胃拡張と言った場合には、 ⇒胃下垂や胃アトニー のことが多いようです。

急性胃拡張の症状
腹部が膨れるような感じ、少しずつ頻繁に続く嘔吐。
脱水症状(無欲状態、痙攣など)。
嘔吐物は緑褐色の液体様が多く、しだいに黒褐色に変わります。
嘔吐物からは便の臭いはしません。
便の臭いがする場合は
⇒腸閉塞 を疑います。
酷くなると、外から胃の輪郭が判るようになります。
また、胃の中の液体が動く音が聞こえることが多くあります。

急性胃拡張の原因
急激に起こった胃の筋肉の麻痺と胃の運動の反射性の麻痺によります。

急性胃拡張になりやすい人
開腹手術を行った直後、肺炎などの感染症で重症になった人
脊髄に損傷を受けた人
腹部に外傷を受けた人、腹部にギプスをしている人

急性胃拡張の治療法
早急に胃の内容物を吸い取って体外に出し、脱水症状を緩和するために、電解質やタンパク質を補給、血糖値を正常値に戻すように輸液を行います
最終的には外科手術を行います。






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