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⇒ 医療検査値の意味・読み方

乳酸脱水素酵素(LDH)/AFP(αFP)/アルカリ性燐酸酵素

乳酸脱水素酵素(LDH)を検査する意味

乳酸脱水素酵素は、多くの臓器に含まれ、糖質の代謝の過程で必要される酵素で、含まれている臓器の細胞が破壊されると血液中に流出します。
そのため、
血液中に流出している量を測ることによって、臓器細胞がどの程度健全かを推定することが出来ます。
また、詳しく分析すると、どの臓器から流出したか推定することも出来ます。
更に、
乳酸脱水素酵素は悪性腫瘍にも含まれるため、異常に高い場合には悪性腫瘍の惧れもあります。
正常値の上限403単位です。
ロブレスキー単位では上限500から600


AFP(αFP)を検査する意味

αFPは健常成人には殆ど無く、胎生期の胎児に見られる血清蛋白です。
AFPが高い値を示したり、増加傾向にあるときは細胞が異常増殖していると考えられ、原発性肝細胞癌に特異的に見られます。

ただし、胃癌や腸癌などから肝臓に転移した肝臓癌ではαFPの増加はみられません。


アルカリ性燐酸酵素を検査する意味

胆汁の流れに異常があった場合に上昇するので肝臓の検査に用いられますが、 この酵素は肝臓の他に、骨、小腸、胆管、胎盤などに多く存在します。
部位によってアルカリ性燐酸酵素に多少の差があるので詳しく検査して流出している臓器を推定します。

通常、アルカリ性燐酸酵素は胆管が詰まったり、細くなったときに増えますが、幼児から思春期の育ち盛りには健常でも骨からも流出して高い値を示します。
高齢者では肝臓病によって肝臓から流出するものの他には、癌の骨への転移によって骨から流出することが多いです。
女性では妊娠30週以後に胎盤から流出して高い値を示し、また、乳がんの転移でも高い値を示します。


酸性燐酸酵素(ACP)を検査する意味

酸性領域で活発になる酵素で、前立腺性、血小板性、赤血球性がありますが、通常は、総酸性燐酸酵素と前立腺性燐酸酵素(PAP)を測っています。

前立腺性燐酸酵素は熱に弱く、発熱時には検査しても意味が無く、前立腺肥大の触診検査後でも正確な値が出ません。
また、採血後、血液から血清を分離しておかないと低めに出ます。
このように、正確に測ることが難しい酵素ですから、定期的に検査して増減を見なければなりません。







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