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医療検査値の意味・読み方

総タンパク質

総タンパク質は血清(血液から血球などを除いた液体部分)のタンパク質を測って求めます。

アルブミンは主に栄養源に関係し、グロブリンは免疫に関係します。
肝機能検査に用いられますが、後述するように変動するのでこの検査だけでは肝機能について即断できません。

正常値は血清1dl当たり6.7から8.7g
このタンパク質はアルブミンとグロブリンに分かれ、健常ではアルブミンの方が多くなっています。
その比は、1〜1.5で。
アルブミンは血清1dlあたり4から5グラム
ただし、総タンパク質は睡眠中が最も低く、夕方が最も高くなります。
季節変動もあり、夏は最も低く、冬が最も高くなります。
更に、採血時の姿勢によっても変動します。
寝た状態では腰掛けているときより低く出ます。
性別差はありません。
年齢では20歳代が最も高く、新生児・乳幼児>老人と低くなります。

総タンパク質が高くなる原因
脱水(水分が不足して血液が凝縮している)
グロブリンが増えてアルブミンが減っている場合には、多発性骨髄腫、リンパ腫
⇒炎症が無いのにリンパ節が腫れる
膠原病(
⇒膠原病の自己診断)、慢性炎症などが考えられますが、総蛋白質量だけでは即断できません。

総タンパク質が低くなる原因
浮腫みがある(血液に余分な水分が入り込んでいる)
⇒浮腫みの自己診断
アルブミンが減っているときには、ネフローゼ症候群(
⇒腎炎)、劇症肝炎、肝硬変などが疑われます。
⇒肝炎
⇒肝硬変


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