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膠原病の症状

膠原病とは

膠原病は幾つもの病気の総称ですが、これらの病気の症状はどれも似たり寄ったりで検査をしないと病名の判断が付かないものが多いです。
原因は一つで、そこから色々な病気が出ているという説があるほどで、この他に、全身性血管炎など、下記以外にも膠原病に含まれる多くの病気があります。
また、膠原病の初期症状は最初に身体のどこで発病するかによって変わるので、列記したものが全て出るとは限りませんし、列記してないものが出ることがあります。
ただ、膠原病と呼ばれる病気の多くでは、手や足の指の関節の強張りや痛みが出ることが多いようです。
ただし、膠原病では無くて指関節が痛む疾患もあります
膠原病(リュウマチ)では無い指の関節が痛む病気を参照
膠原病は自己免疫疾患と考えられ、発症原因は、発症しやすい体質の遺伝、薬剤、紫外線などと言われ、
発症が女性に多いのは、女性は子供を生む必要(自己では無い子供を体内で育てる)から免疫が男性より変化するためと言われています。

膠原病によるリンパ節の腫れの特徴

膠原病で脇の下や内腿のつけ根のリンパ節が腫れることがありますが、膠原病での腫れの場合は腫れた部分が軟らかく、押しても痛みはありません。
これに対して、病原菌による感染で腫れた場合は押すと痛みがあります。
また、癌の転移によるリンパ節の腫れは押しても痛みがありませんが、腫れは硬くなります。

膠原病による筋力低下

膠原病による筋力の低下(筋炎)は左右対称に起こり、ゆっくり進行します。
このため、運動不足による筋力の低下と間違うことがあり、咽頭筋に及ぶと食事がし難く、胸郭呼吸筋に及ぶと息切れがおきます。

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膠原病の症状と疑われる疾患

症状1
慢性関節リウマチ(RA)の疑い
小児と30〜50歳代の女性に多い。
動脈炎を伴い、神経炎や内臓疾病を伴う場合は、悪性関節リウマチと呼ぶ。 顎に症状が出ると食べ難くなる

症状2
全身性エリテマトーデス(SLE)の疑い
20から30歳代の女性に多い。
エリテマトーデスは紅い斑点の意味で、皮膚だけのものから内臓に病変があるもの、内臓だけに病変があるものまであり、免疫異常の炎症性の疾患です。
色々な臓器に病状が異常が出る病気なので、上記した症状が全て出るとは限りません。
疲れやすいは出現頻度約75%、体重減少は同67%、高熱は同80%と多くの場合に出ています。
症状3
強皮症(全身性硬化症) (SSC)の疑い
20から60歳代の女性に多い。
組織が繊維化して硬くなる病気で、症状が出た臓器の異常が出ます。
先ず、指に症状が出ることが多い。
症状4
多発性筋炎・皮膚筋炎(PM・DM)の疑い
小児と40歳代以上の女性多い。
全身の筋肉(横紋筋:心筋以外で意思で動かせる筋肉)に炎症が起こる病気なので、異常になった筋肉の部分に症状が出ます。
症状5
シェーグレン症候群(SJS)の疑い
発症した患者の80%弱が40から60歳代で、女性に多いです。
他の膠原病と合併することが多いですが、眼が乾くだけの症状もあります。
症状6
リウマチ熱(RF)の疑い
小児に多い。
A群ベータ溶血性連鎖球菌の感染が原因なので治療は抗生物質を投与します。
症状7
スチル病の疑い
子供に多いが、成人も発症する。
慢性化すると、関節リュウマチのように骨にも異常が現れてくる。




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