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慢性化膿性中耳炎

中耳炎が慢性化して起こる病気の一つで、抗生物質によって中耳炎が完治するようになって少なくなりました。
しかし、アレルギー体質の方は、通常は病原性にならないウイルスや細菌でもその抗原によっても炎症が起こることがあるので注意が必要です。

慢性化膿性中耳炎の病状
主に耳垂れ(耳漏:膿が出る)と難聴です。
病状の悪化は、子供や老人では早く、健常な青年・壮年では遅いのですが、直ぐに難聴になってしまう人も居ます。


慢性化膿性中耳炎を発症しやすい人

  1. アレルギー体質で、風邪、鼻炎、花粉症、扁桃炎など上気道炎症の後に中耳炎を繰り返して発症する人
  2. 急性中耳炎の治療を中断したり、治療がミスで、再発を繰り返す人
  3. おできや吹き出物が出やすく、中耳炎を起こす人
  4. 体力が落ちて抵抗力の弱くなった人
    ( 化膿菌に感染しやすくなる)
  5. 抗生物質を長期服用している人
    (耐性菌による炎症の場合、薬剤が効かない)

慢性化膿性中耳炎の治療法
極初期か、手術に耐えられない患者の場合は、膿を出したり抗生物質などでの保存療法を行います。

手術療法では、先ず、中耳の炎症を除いてから、鼓膜、耳小骨などの音の刺激を伝える部分を再建する 鼓室形成術 が検討されます。
鼓膜や耳小骨が炎症によって使い物にならないときは、移植や人工物で作り直します。
鼓室形成術では生活に困らない程度の聴力の回復が期待できます。

炎症が内耳にまで及んでいて聴力の回復と炎症の根治が期待できないときには、鼓膜、耳小骨、側頭骨内炎症部を完全に除去する 中耳根治手術 が検討されます。
炎症部分、炎症が起きやすい部分を全て除去するので中耳炎は根治しますが、音の刺激を内耳に伝える鐙骨は残しても強い難聴になります。








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