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痺れ・痛み・感覚麻痺を起こす病気2

多発性根神経炎
立って水に浸かっているような痺れ、或いは冷え感があるのが自覚症状です。
神経が脳や脊髄から分かれる部分を「神経根」と呼び、この部分が何らかの異常をきたしたものです。
病変が神経根にあっても症状は、多発性神経炎と同様に末梢神経に表れることが多いです。
感覚神経が異常になるもの
運動神経が異常になるもの(ギランバレー症候群)
双方が異常になるものがあります。
髄液にタンパク質が多くなるので、これを検査に用います。

治療法は多発性神経炎とほぼ同じで、ビタミンB1,B12を服用して、神経の再生を待ちます。
ただし、髄液にタンパク質が多くなっている、神経炎が進行しているときは落ち着くの待ってから治療します。
神経内科の専門病院を受診することが必要です。


頚椎症性根神経障害
手から腕、腕から肩に掛けてなどのように上下方向に広がる痺れ、頭を後ろに反らせると酷くなる

7つから成る頚椎の椎間孔には神経が通っていますが、頚椎の間にある軟骨(椎間板)が飛び出て神経を圧迫するために起きます。
何番目の椎間板が飛び出て神経を圧迫しているかによって、手や腕の痺れる部分が異なります。
一時的な軽い痺れの場合は安静にしていれば自然に治ることが多いです。
通常は痺れが増す方向へ頭を動かすことを避け、ビタミンB12などを服用して神経の再生を待ちます。
神経の再生には長期間掛かるので、自分で痺れない方向に頭を動かす、腕を動かして血流をよくしたり、機能が落ちないようにします。
神経が潰れているような場合は手術になることがありますが、周囲の血管まで損傷を受けている場合は神経の完全な再生は難しいようです。 


胸郭出口症候群
上腕から指先が痺れる
手腕を動かすと痺れる、肩を下に下げると痺れる

胸郭出口症候群の診断法
背筋を伸ばしてゆったりと椅子に腰掛け、他者に背後から痺れる側の肩を上から下に強く圧してもらいます。
圧している間、手や腕の痺れが強くなれば(アドソン兆候)、胸郭出口症候群です。

鎖骨と第一肋骨の間を胸郭出口と言いますが、ここを上肢に向かう神経束が通っています。
腕を動かしたり、肩を下げると、胸郭出口が狭くなるので痺れます。
逆に、肩をいからせたり、腕を上げると(万歳をすると)胸郭出口が広がります。
治療方法はビタミンB12を服用して、僧帽筋を強くし、意識して肩を上げるなどして胸郭出口を広げるように心がけます。


腕神経叢炎
上肢の感覚麻痺、上肢の筋力の著しい低下

脇の下付近に胸郭出口を通った神経束が分岐や集合を繰り返す「叢」があります。
この部分を長時間圧迫したり、細菌感染で炎症を起こしたために起きます。
起床後、手に痺れを感じるときには就寝時に脇の下付近を圧迫していた可能性があります。
脇の下にタオルの丸めた物などを挟んで寝相が悪くなっても脇の下を圧迫しないように工夫してみてください。
治療法は、感染による炎症の場合は炎症を治し、ビタミンB12を服用します。
ただの圧迫ではビタミンB12を服用して神経の再生を促します。
症状が重いときには長期間掛かるので、腕の筋肉が衰えないように治療中もリハビリを行います。







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