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FC-B47特定小電力トランシーバーでカーチャンク

カーチャンク(kerchunk )とは、レピーター(repeater)と呼ばれる無線用中継器の機能を確認したり、レピーターが使える範囲に居るかどうか、を確かめる操作を言います。

レピーターは、利用者が周波数A(アップリンク)で送信、それをレピーターが受信して周波数B(ダウンリンク)で再送信する機能を持っています。
なぜこんな事をするかと言うと、電波は周波数が高くなるほど直進性が高くなり、私たちが目で見ることが出来る可視光線と同じように物陰に到達し難くなります。(電波の周波数が高くなると光になります)
そのために、現在、私たちが多く使っている高い周波数の電波で遠距離通信をしようとすると中継器が必要になるのです。
衛星を利用した通信や放送(BSやCS)が規 模としては大きなものですが、身近にも溢れています。
たとえば、携帯電話やスマートホーン用の中継アンテナは、都会ではビルの屋上やビル内、地下街に無数に設置してありますし、地方でも数キロ毎に無線アンテナ鉄塔が建っています。
テレビも同様です。都会にある送信アンテナから遠い地域では最寄の高い山頂に中継器を設置し、周波数(チャンネル)を変えて再送信しています。

本題の特定小電力トランシーバーは、店舗、駐車場、工事現場、工場などの近距離内で使うことを想定しているようで、出力はコードレス電話と同じ10mWしかないので障害物があると通信距離が極端に短くなってしまいます。
そこで、中継器の使用が許可されています。
この中継器も出力10mWで、高利得アンテナは使えないのですが、この中継器を高層建造物の上や山頂などの高い所に設置すると、通信できる距離が非常に延びるようなのです。

私の家から見える山にも有志によって設置されたレピーターがありますが、レピーター対応の特定小電力トランシーバーを持っていません。
が、このほど入手した FIRSTCOM 特定小電力トランシーバー FC−B47 の送受信周波数表を眺めていてもしかして、と思い立ちました。

このトランシーバーのベビーモニターモードでは、レピーターが使うのと同じ、半複信用周波数を使って信号を送り、赤ちゃんの側に置いたもう一台のFC−B47を送信モードにします。
レピーターを起動させると同じです。

調べると、送受に使う周波数、レピーター起動用のトーン周波数が一致しました。
早速実験です。
実験に使うレピーターは、40km近く離れた所にそびえる赤城・鍋割山(標高1332m)に設置されたものにしました。


FC−B47 をベビーモニターモードの親機にして、32チャンネル(アップリンク440.1625MHz ダウンリンク421.7125MHz)、グループ番号(トーンスケルチ)を09(88.5Hz)に設定します。
そして、送信ボタンを押すと、遅れて、受信表示の目盛が振れました。
レピーターが起動して送信してきたのなら、スピーカーから「ピピー」という 音が出るはずですが、FC−B47は、183.5Hzのトーンが入らないとスケルチが開きませんから受信音が聞こえません。レピーターに対応していないトランシーバーなのでここまでです。
(レピーターからは、88.5Hzのトーンが返って来ます)

そこで、広帯域受信機で聴いてみると、「ピピー」と聞こえるではありませんか。
出力10mWかつ アンテナも貧弱なトランシーバーで40kmも遠くに設置された、ちいさなレピーターを起動させることが出来たのですから感動ものです。

それにしても、FC−B47は、ソフトウェアーを書き換える程度でレピーター対応機になると思うのですが、なぜしなかったのでしょう・・・








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