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航空機から放送されるADS-Bを受信してレーダー気分

ADS-B(Automatic Dependent Surveillance- Broadcast)とは、航空機同士が空中衝突するのを避けるために、自機の位置や高度を自動的に放送している信号です。
ATC(Air Traffic Control)トランスポンダのように地上からの電波によって識別信号を送り返すのでは無く、常に位置や高度を発信しています。
そこで、ADS-Bを受信解析すれば、ADS-Bを発信している航空機の位置を知ることが出来てレーダーの前に居るような気分になれるのです。

下記サイトで世界中のADS−Bを発信している航空機の位置が判るので、自分で受信するのは技術的興味でしかありません。
http://www.flightradar24.com/35.99,139.87/8

ADS-Bが放送されている周波数は1090Mhzと高いのですが、パソコンのUSB端子に挿し込んでテレビを観ることが出来るチューナー TV28T v2 DVB−T(DVB−T+DAB+FM)を広帯域受信機として流用することによって僅かな出費で容易に受信できるようになりました。
ただし、テレビ受信機能は欧州規格なので付属しているソフトでは日本国内ではテレビは観られません。
下写真は外観と入っている電子基板

基板写真の右上にアンテナを繋いでいます。
無線受信機にはコイルとコンデンサーがつき物でしたが、このチューナーの様に入っていないものが多くなりました。
コイルとコンデンサーが無くても受信できる理由は こちら

TV28T v2 DVB−T(DVB−T+DAB+FM)を入手したら、 USBワンセグチューナーを使ったソフトウェアーラジオSDRSharp を参考に SDRSharpをインストールして、先ず,SDRSharp が使えるようにしてください。

SDRSharp.exe が入っているフォルダー sdrsharp に ADSBSharp.exe が入っていることを確認してください。
次に、ADS-B信号を解析して地図上に航空機の位置をプロットするソフトADSBScorp を
http://www.sprut.de/electronic/pic/projekte/adsb/adsb_en.html
のダウンロードページから
ZIP-File with all relevant data (15 MB)
をダウンロードします。

ダウンロードしたソフトを解凍し、その中にある adsb_all というフォルダーを、フォルダー sdrsharpの中に移動します。

いよいよADS−B信号の受信です。
TV28T v2 DVB−T(DVB−T+DAB+FM)をパソコンのUSB端子に挿し込み、アンテナ入力端子にはTV28T v2 DVB−T(DVB−T+DAB+FM)に付属していたアンテナを挿し込んでください。

このアンテナは欧州規格の地デジを受信するためのものですが、ADS−B信号受信にも使えます。
ADS−B信号は航空機から発信され るのでアンテナはできるだけ空が見える場所(ベランダや窓枠の上など)に置いてください。

1、フォルダー sdrsharpの中にあるADSBSharp.exeをダブルクリックして起動させ、左上にある「Start 」ボタンをクリックして起動させます。
下画像は起動後(Startボタンは画像左上のStopボタンと同じ位置です)

右側にある[Frames/sec ]の下にある数値は、ADS-B信号の解析度合いで変動します。

2、ADSBScorpを起動させます。
ADSBScorpは、sdr-install ⇒ sdrsharp ⇒ adsb_all ⇒ pc_software ⇒ adsbscope ⇒ 27 とフォルダーを開いて行き、adsbscope27_256.exe をダブルクリックです。
ただし、ヴァージョンによって、フォルダー名の27と、ファイル名の27が異なります。
前のバージョンでは、26でした。

3、ADSBScorp起動後の初期画面左側に地図が表示され、右側には受信したADS−B信号を解析したものが表示されます。
地図はデフォルトではヨーロッパなので、今、貴方が受信している地域に合わせる必要があります。
合わせるには画面左上にある

矢印ボタンとズームイン、ズームアウトボタンを使って、地図を動かします。
このままでは海と 陸地の境目が判らないので、虫眼鏡にマイナスが付いたボタンでズームアウトしてから矢印ボタンで動かした方が早く目的地を中央に持って来られます。
次回起動時も地図をこの位置で表示させるためには、メニューの Config ⇒ postion on startup の last にチェックを入れてください。

次に、メニューの other ⇒ Network setup ダイアログの下方にある ADSB# ボタンをクリックしてください。すると、 RAW-data-client 内の数値が下図と同じになります。

close をクリックして閉じ、メニューの other ⇒Network のRAW-data Client active にチェックを入れます。

これで上手く受信できれば、画面左側に航空機の軌跡が下図のように
(下画像は関東平野上空です)

画面右側には下図の様にそのデーターが表示されます。

(全画面で、飛行機の軌跡、文字データを表示させることもできます)
2階南側のベランダですが、関東から近畿辺りまでの信号を受信できました。

なお、TV28T v2 DVB−T(DVB−T+DAB+FM)は、パソコンのUSB端子に挿し込む部分が弱いという話があるので、USB延長ケーブルを接続し、パソコンからの着脱は延長ケーブルの他端でした方がよいようです。
また、延長ケーブルを介することによって受信部をパソコンから離すことができるのでノイズを軽減するためにもお勧めです。

追補
数日ほど受信しないでいたら、突然、パルス性ノイズが酷くなってしまいました。
アンテナを外したり、USB延長ケーブルを替えてもノイズが減りません。
弄っている内に受信機が発振しているような音までし出しました。
ドライバーの再インストールをしても直らないので、パソコンの復元操作をしてみたところノイズが収まりました。




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