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無線アンテナと送受信機を結ぶケーブル

無線送信機や受信機と無線 アンテナ の間で信号( 高周波電流 )をやりとりするには、特殊なケーブルを使います。
身近なところでは、テレビ受像機とテレビアンテナをつないでいるケーブルもここで取り上げる特殊なケーブルです。
我が家はケーブルテレビと仰る方でも、テレビ受像機とケーブルテレビから借りている端末機器まではこのケーブルですし、その端末機器からケーブルテレビの局舎まで、光ケーブル区間を除けば全てこのページで取り上げるケーブルのお世話になっています。

高周波電流を運ぶケーブルには大きく分けて2種類あります。
下の写真の上のものを「 平行2線 ケーブル」
下のものを「 同軸 ケーブ ル」と呼びます。全てをまとめて 給電線 といいます。


写真のものはどちらもテレビアンテナ用ですが、上のものは数ワット、下のものでも数十ワットまでぐらいの電力なら送れるので送信用としても使えます。

このようなケーブルが必要な理由は、電波になってしまうような高周波電流にとっては、1本の導線がコイルやコンデンサーと同じ働きをしてしまい、ケーブルに電流が流れ込まない、ケーブルに電流が流れ込んでも目的のところまで行かずに熱になって消えてしまう、送った電流が戻ってきて機器を壊す、戻ってきた電流が信号を乱す、ケーブルから漏れて電波となって飛んで行ってしまう。
ということになってしまうからです。

そこで、始めからケーブルはコイルとコンデンサーの塊で出来ていると考えて高周波電流が100%目的のところまで送れるように設計します。
このような考えで作るものを 分布定数回路 と呼びます。
コイルとコンデンサーがありとあらゆる所に分布(存在)すると考える 訳です。

しかし、それではイメージし難いので、写真下の図の様にコイルとコンデンサーを描いて考える事もします。
これを 集中定数回路 と呼びます。

高周波電流を送るのに使うケーブルには重要な規格があります。
外形のサイズや何ワットまで送れるかの規格も重要ですが、 波動インピーダンス というものが最も重要で、これが送受信機や無線アンテナと合わないと送った高周波電流は戻ってきたり、ケーブルから電波となって逃げてしまいます。
波動インピーダンスが合わない機器やケーブルをうまくつなぐことを 整合 、 整合がうまくいかなかった場合には 不整合損失 が出ます。

この規格は特注品で無い限り、テレビ受信用では、平行2線ケーブルで200Ω、300Ω、同軸ケーブルでは75Ωとなっています。通信用は50Ωです。




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