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外部アンテナ端子が無いラジオや受信機に外部アンテナを付ける方法

近頃、ラジオの受信環境は非常に悪くなりました。
パソコンなどのデジタル機器やインバーターを使った照明や空調機など、妨害電波を発射するものが多くなったためです。
インターネットを通じてラジオが聴ける「ラジコ」がありますが、少ない電力で、通信網が切断されても聴けるラジオは災害時には無くてはならないものです。
少しでも受信状態を改善するためには、ホームセンターなどで売っている電気工作用のビニールコード数メートルを窓から外に垂らし、この一端をラジオの外部アンテナに接続します。
ところが、現在売られているラジオの多くには外部アンテナを接続できる端子がありません。
(波長の長い電波を利用するラジオには、電波の磁 気成分利用するバーアンテナの方が電界成分を利用するワイヤーアンテナやロッドアンテナより効率が良いからですが)

前置きはこれくらいにして、ラジオに外部アンテナを接続する方法です。
下の写真はポケットラジオに外部アンテナを接続したところです。

中波用のラジオは内部にバーアンテナ(エナメル線やリッツ線を巻いたフェライト棒)が電波の磁気成分を高周波電流に変えているので、左の様にラジオに電気が流れるビニール皮膜コードなどを数回巻きつけ、その一端を窓の外に垂らしたビニールコードに接続し、もう一端を数メートル以内でアース(湿った土中か、土中に埋まっている建物の金属構造物など)に接続するか、ラジオのイヤーホーン端子の外側の金属部分か、ラジオ内部の電池のマイナス極に接続します。
電波によって窓の外に垂らしたビニールコードに誘起した高周波電流がラジオに巻きつけた部分で磁場を作り、それをラジオ内部のバーアンテナが受けるわけです。
ここで、高周波の,変圧器(トランス)になっています。

ラジオに巻きつける回数は4,5回で十分だと思いますが、強い電波を受けるときは少なくした方が混信が少なくなります。

次はFM放送を受信するときです。
FM放送を受信できるラジオには、大概、ロッドアンテナが付いています。
バーアンテナを使わないのは、周波数が高いのでフェライトを使うと損失が増え(つかまえた電波がフェライト内で熱になってしまう)、かといってフェライトを使わないと大きなコイルにしないと多くの電波をつかまえられないからです。
ロッドアンテナはそのままラジオ内部のFM受信回路に繋がっているので、ロッドアンテナと、ラジオに入っている電池のマイナス極にFM用アンテナなどを繋ぎます。
下写真では、イヤーホーン端子の外側の金属に触れさせています。
通常、イヤーホーン端子の外側の金属部分はラジオ内部回路のアースになっているからです。

ここで注意しなければならないのは、外部アンテナ端子の無いラジオは受信回路そのものが貧弱に出来ているので、混信などがおきてしまい、電波の弱い放送局を受信できるとは限らないということです。
どんな安物のラジオでもかなりの高性能ラジオ並みに出来るアンテナはループアンテナです。
アンテナ接続端子が無いラジオでは、ループアンテナの中心かその近くにラジオ本体を起きます。
⇒受信用ループアンテナの自作
ループアンテナには目的の電波だけを強く受信する性質(指向性)があるので、ノイズを撒き散らしている機器がある方向と目的の電波が来る方向が90度違えば雑音を少なくして受信できます。

次は、こういうことも出来るというお話で、通常は使い道がありません。
VHFやUHFのアマチュア無線や業務無線が受信できる広帯域レシーバーが売られています。
このようなレシーバーは外部アンテナが使えるように設計されているので、間接的に外部アンテナを接続する必要はないのですが、アンテナが外せないと仮定して実験してみました。

実験に使ったのは、「マルハマRT−550DX」です。 
アンテナがラバーで覆われているので、FM放送の受信の様にロッドアンテナに直接つなげられません。
そこで、アンテナをアルミ箔で多い、このアルミ箔を同軸ケーブルの芯線に繋ぎます。
アンテナの導体とアルミ箔でコンデンサーをつくり、静電結合です。
同軸ケーブルの外皮はイヤーホー ン端子の外側電極か電池のマイナス極に繋ぎます。
ただ、これではおもしろくないので、レシーバーの本体をアルミ箔で包み、それに外皮を繋いでみました。
こちらは、本体基盤の広い面積はアースになっているだろうから静電結合出来るのでは、という考えです。
レシーバーにもよると思いますが、けっこうよく受信できました。
普通のアンテナは受信と送信では同じ能力ですから、アンテナが外せない特定小電力トランシーバーに外部アンテナを接続する方法として使える方法かも知れません。( 電波法違反になるのでご注意ください。 考える事と実行する事は違います)








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