気になる病気の自己診断 身近な薬用植物 ゴルフのルール 種子からの盆栽入門
医療検査値の意味・読み方 美味しい調理のコツ 自然誌 病状を改善する栄養素

自由研究  ⇒  動物・昆虫

犬の浅速呼吸

身近な自然と科学 Vol.39【犬の浅速呼吸】から

私は室内で犬を飼っているのですが、この暑い時期は、犬は長い舌を出して「ハァーハァー」やっています。
ご存知の通り、犬は汗が出ない(注2)ので体温を下げるには、「ハァーハァー」するか、毛の少ない腹部を冷たい物に触れさせています。

長い舌を出して「ハァーハァー」する行為を“浅速呼吸”と言います。
文字どおり、浅くて速い呼吸です。
呼吸で涼しくなるのか?
と愛犬と一緒に「ハァーハァー」やってみましたが、腹筋は鍛えられそうでしたが、疲れただけでした。
それに、呼吸と言っても筋肉を動かせば熱が発生して却って暑くなります。

で、犬はどうやっているかと言うと、口の筋肉だけを使い、空気を鼻から吸い込んで口腔や長い舌に当てながら吐き、口腔や舌は常に濡れているので気 化熱(注3)で体温を下げます。
犬種は不明なのですが、犬の居る部屋の気温を上げての実験で毎分410回の浅速呼吸後死亡した記録があるそうです。

夏休みの自由研究にお困りのお子さんが居ましたら、気温と浅速呼吸の回数、犬種と気温と浅速呼吸の関係なんて如何でしょうか。

注2:犬の汗
足の裏から少し出ます

注3:気化熱
液体が気体になる時に必要とする熱量。
気体になる時に周りから熱を奪う。
水を撒くと涼しくなるのは、このためです








プライバシーポリシー