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目の本当によく見える範囲

視力の良い方は気づかないと思いますが、人の眼では本当によく見える範囲は非常に狭いものです。
例えば、視力検査で5メートル先の視力表を見ている時は 1つのランドルト環(ドーナツ状の図形)しか見ていません。
そこに神経を集中しているからだ、という考えもありますが、 別の考察をしてみましょう。

人の網膜上で良く見える部分は、直径3ミリほどの黄斑の範囲です。
5メートル先で網膜上の直径3ミリは、眼のレンズの光学上の中心から網膜までを17ミリとして
5000/17×3=882.35・・・
ですから、直径90センチぐらいが良く見えていることになります。
でも、良く見ようと思っているときはこんなには見ていません。

虫眼鏡で白紙の上に景色を写して見れば判る通り、虫眼鏡の様な質の悪いレンズで 良い像を結ぶところはほんの一部分か 全く無いのが普通です。
眼のレンズ(角膜+水晶体)も良いとは思えないので、良い像を写すところが黄斑部分で、 最も良い像は眼のレンズの光軸に対応する部分、すなわち“中心窩”と言われる部分になります。
この中心窩にある視細胞(光を信号に変える細胞)こそが、健常人の視力を左右していると考えられます。
この部分にある視細胞は283個だそうです。

またまた馬鹿な単純計算をしてみると(視細胞1個の面積×283を1つの円に換算して中心窩の直径を出し、 三角形の相似関係で5メートル先に引き伸ばす)
中心窩に写る5メートル先の範囲は直径5ミリほどになります。
このくらい狭いと、視力の悪い方が視力検査でランドルト環を凝視して悪戦苦闘しているイメージに近くなりますね。

視力の良い方が視力検査でランドルト環を見つめることが無いのは、 ランドルト環の開いている部分を確認し終え、次の情報を求めて視線が広い範囲を動いているからです。




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