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焼き物用の土追補

身近な自然と科学 Vol.93の追補

粘土に尿をかけて寝かせて使うと、向こうが透けて見えるほど薄い焼き物が出来る話ですが、中国の宋時代の物らしく、長い期間、粘土を尿中に浸し、カオリナイト(カオリンを構成する鉱物の一)と尿素の複合体を作ります。
この複合体を水中ですり潰すと極薄い小片のカオリナイトになるそうで、これを使ったと推測されています。

次に「ボーンチャイナ」について
「ボーンチャイナ」は、中国のカオリン粘土で作られた白い磁器に魅せられたイギリス王侯貴族の願望によって作られた『軟質白磁』です。
製造法の確立は1744年頃。
この白磁の特徴は、動物の骨を焼いて作った“骨灰”を使っていることです。
その為、『骨杯』とも言われます。

原料比の一例は、 カオリン  20−45パーセント
長石     8−22パーセント
骨灰    20−60パーセント
シリカ    9−20パーセント
長石とシリカ(二酸化珪素)はガラス質を作るため。
骨灰が50パーセント以上の物を、ファイン・ボーンチャイナと呼ぶようです。

製造法は、骨灰(主成分:燐酸カルシウム)を多量に入れると成型できなくなる上
高温で焼き締めると形が崩れてしまうため(耐火度が低い)、 カオリン粘土を使った磁器とはかなり異なります。

先ず、カップなどの型を作ります。
その内側に鉱物の石英粉をまぶし、その型の中に骨灰を混ぜた原料を入れます。
これを1250−1300度の窯に入れ、完全に融合させます。
次に型を外し、上薬をかけ、900−1000度で再度焼きます。
肉厚の薄い物を作る場合は削ることもあるようです。

カオリン粘土の代わりに骨灰が多く含まれている為、生地が軟らかいので軟質磁器と言います。
中国の磁器は硬質磁器です。
日本の磁器質は中間に位置するようです。


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